〒629-2403 京都府与謝郡与謝野町 加悦1050番地

チェックイン 16:00~ | チェックアウト ~10:00 Tel 0772-42-2012
Fax 050-3737-3310

nihon

年末年始のお節料理のご案内
先日11歳の三男に言われたこと。 『お母さん、僕は会社員できないと思う』 ・・・悟りを開くの、早くないですか? ちなみに彼の夢は農業か、歌舞伎役者か、井筒屋の跡取りです(笑)君なら全部叶えられるよ。  最近年末年始のお問い合わせが増えてまいりました。今年も地元でとれた食材を中心に、自分たちで栽培したクワイやレンコンを使ったお節料理、また地元で水揚げされた旬魚の会席料理など、お客様に身体の中から元気になって頂けるようなお料理を用意しています。  ただ、毎年人件費をはじめ、物価の値上がりで価格が非常に上がってしまいました。申し訳ありません。特に年末年始の人件費は、1時間当たり通常期の1・5倍になります。魚も年末になると仕入れ価格が一気に上昇します。今後とも最低賃金の上昇が続く見込みです。規模の小さい宿なので、働き手の確保は死活問題で、今後も価格の現状維持は難しいと思います。 「ある意味、今が最安値!」と前向きにとらえてお越し頂けましたら幸いです。  今年はマッチョ京地どりの新メニュー試作を、仕事の合間を縫って板長が開発しています。以前は「肉料理できますか?」と言われても、地元産がないためにお断りしていました。ですが、今は「「自家養鶏の京地どりがいます!!!」とすすめることができるんです!連泊のお客様にも、二泊目は京地どりをお勧めできます。今日はtファームさんから手羽の新作を、試食させて頂きました!美味しいものを食べる時って、本当に幸せですよね。食材に徹底的にこだわる旅館兼飲食店として、これ以上幸せなことはないのでは?と思います。

MORE

PNホッソン様から頂いたじゃらんへの口コミ投稿です。
ホッソン様、口コミ投稿ありがとうございました!遠路はるばる井筒屋のような小さな宿にお越し下さり、ありがとうございました!お泊り頂いた小濱は、明治21年に建てられた、ちりめん商家・小濱の離れになります。当時は丹後ちりめん全盛期で、明治33年のフランスのパリ万博で小濱で織られた絹織物をはじめ、多くの織元の作品が入賞したそうです。万博で名声を高めた丹後ちりめんはその後輸出が急拡大して丹後は未曽有の好景気になりました。小濱は建物は小規模で、決して派手ではありませんが、小濱からしか見られない日本庭園、建具や襖絵など、当時の奥ゆかしい日本の美学が感じられる建物です。学生の方に、小濱の趣を感じ取って頂けてとても嬉しいです。  また、板長の魚料理を喜んで頂き、ありがとうございます!板長の料理はその日水揚げされた魚の中から良いものだけを選んで個体差に応じた熟成をさせてお出しする、ただひたすらそれに特化した料理です。今言われている「魚の旬」は、多くが江戸時代に確立されたもので、そこから100年以上たつ現在、海の中も陸の上も、魚を取り巻く環境は大きく変化してきました。魚の種類や個体差を観察していると、海の中の環境の変化が分かります。その時期その時期の海の中が透けて見えるような、そんなお料理をお出し出来たらと思っています。大衆受けはしない料理ですが、美味しくお召し上がりくださってとても嬉しいです。  また、料理とともに丹後の地酒を楽しんで頂き、ありがとうございます!丹後は酒蔵激戦区なので、蔵ごとの味わいを楽しんで頂けると旅行がもっと楽しくなります!ぜひお気に入りの一本を見つけて下さいね。  最後になりましたが、三男の日本舞踊も楽しんで頂き、ありがとうございます!元歌舞伎役者の先生に習っているのですが、彼自身も日本舞踊や着物、歴史が好きで毎日練習しています。地元には子供達に日本舞踊を教えて、春のお祭りの時に神様に奉納舞を披露する伝統行事があります。せっかくこの地域に生まれたのだから、ここでしかできない体験をさせたいと思っています。家族全員で作り上げるおもてなしを楽しんでもらえてとても嬉しいです。 丹後の海の幸と地酒、そして井筒屋のおもてなしを楽しみたくなったら、ぜひお越しくださいね。またお会いできる日を楽しみにしています。ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女 

MORE

おきゃくわんの写真37
 今日は夏休みに来られたおきゃくわんの写真です。今日はミニチュアダックスのチョコちゃん。可愛いチョコレート色ですが、なんと御年14歳!!!可愛い外観から年齢が全く分かりません。飼い主さんは元バーテンダーの奥様と、元シェフのご主人。お客様とあまり話さない板長が、話が合うのか、お部屋でとても長くお話しさせて頂いていました!!!やはり料理人同士話が合うのでしょうか?翌日はちりめん街道の古地図とともに、街道を散策していただきました。ちりめん街道は町並み保存区域で、町内のいたるところに建物の説明を書いた看板があります。ですが、もう少し予備知識があると100倍楽しめる場所ですので、散歩できる時間がある方はぜひ女将にご一報くださいね。古地図とともに喜んでご案内させて頂きます。 またぜひチョコちゃんと一緒にお越しくださいね。次にお会いできる日を楽しみにしています。 ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

MORE

井筒屋ご宿泊されたお客様の感想その322
ご宿泊ありがとうございました!丹後には海鮮がメインの宿が星の数ほどあります。その中から井筒屋を選んで下さり、ありがとうございます。  板長の魚料理を楽しみにしてくださり、ありがとうございます。漁港で見慣れない魚が水揚げされると、まず毒の有無を調べ、毒がない食用の魚であれば試しに買ってきて家族に食べさせて、美味しければお客様の料理に使う、という手順で使える魚を少しずつ増やしてきました。井筒屋で扱う地魚の種類の多さは、板長の好奇心と探求心、研究熱心さの賜物だと思います。また、宿泊できる人数が少ないため、同じ日に泊まられても違う魚が出ることがあります。一尾しか水揚げされなければ、その一尾を大切に使うのが板長の信条です。その分、接客係は魚の名前を覚えるのに必死です(笑)でも、例えばカニのフルコースのように毎回かにが出て、シーズンが終わるまで毎日同じ説明をするよりも、毎回頭をフル回転させるほうが楽しいかな、と思います。たまに覚えられないときもありますが(笑)  最後になりましたが、現在、多くの一般的な魚の旬が江戸時代に確立されたものであり、そこから数百年を得た現在、海の中も陸の上も、生き物を取り巻く環境は大きく変わりました。「魚の本当の旬」に合わせること、これは市場価値の高い「その時期に売れる魚」を出すのではなく、たとえ大衆受けはしなくても、海の中の多様な変化が見える「その時期に本当においしい魚料理を作りたい。」井筒屋の料理は、板長のそんな地魚への愛情がこもった料理です。また季節を変えて、本当の魚の旬を味わいにお越しくださいね。またお会いできる日を楽しみにしています。 ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

MORE

お客様の写真その9
今回は10年前にお越し頂いたお客様で、当時着物にどはまりしていた女将の影響で、おそろいの上着をあつらえられたお客様に、再訪していただきました!素敵なお着物姿で再来訪してくださり、ありがとうございます!私は当日体調不良で寝込んでいて、朝食のときにお話しさせて頂きました。幸いスタッフも着物好きだったので、お話が弾んだようです。スタッフもとても楽しかったようです。ありがとうございます! また、末っ子徳四郎の日本舞踊もとっても楽しんでいただけて、私も嬉しいです!私は一階で休んでいただのですが、徳四郎が日本舞踊に披露に上がった後すぐに歓声と拍手が聞こえて、とても楽しそうでした!末っ子はお客様の無い日も毎日練習に励んでいて、最近は自分で着物も着られるようになりました。お客様の前での披露は、日ごろの練習の積み重ねを確認する貴重な時間です。喜んで頂けると本人はもちろん、私もとても嬉しいです。ありがとうございます!  最後になりましたが、井筒屋次男が養鶏している京地どりも楽しみにしてくださり、ありがとうございます。2025年7月25日以降、予約が可能です。試行錯誤しながらですが、美味しいだけの料理ではない、楽しい会食になるような取り組みを今後も続けたいと思います。 また次にお会いできる日を楽しみにしています。 ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

MORE

明治の離れ・小濱にご宿泊されたお客様の感想その25
再度のご宿泊、ありがとうございます。前に来てくださったときのことをちゃんと覚えてくださっていて、前回は夏に、今回は冬に、季節を変えてお越し頂き、本当にありがとうございました!!!一度こられたお客様に再度お越し頂けることは、とても光栄でありがたいことだと心から思っています。  板長の魚料理は、夏は鱧、冬はぶり、という固定概念にとらわれることなく、その時水揚げされた魚の中で、状態が良いものを選び、なおかつ個体に応じた熟成をさせてお召し上がりいただく、という、「人間が認識している魚の旬ではなく、魚の本当の旬に合わせたお料理。」をお出ししています。これは、夏の魚が12月ごろまで水揚げがあったり、逆に夏に脂がのった冬の魚が上がることもあれば、産卵期がずれて近い種の魚同士で交雑してハーフが生まれたりと、海の中の水温や海流やの変化が目に見えるお料理をお出しすることにこだわっています。これは、多くの一般的な魚の旬が江戸時代に確立されたものであり、そこから数百年を得た現在、海の中も陸の上も、生き物を取り巻く環境は大きく変わりました。「魚の本当の旬」に合わせること、これは市場価値の高い「その時期に売れる魚」を出すのではなく、たとえ大衆受けはしなくても、海の中の多様な変化が見える「その時期に本当においしい魚料理を作りたい。」井筒屋の料理は、板長のそんな地魚への愛情がこもった料理です。夏も冬もおいしくお召し上がりいただけて、とても嬉しいです。 さらに、団体のお客様もいらっしゃってにぎやかな日でしたのに、そんな中でも変わらず温かく見守ってくださるお気持ちに、頭が下がる思いです。 また、ゆっくりおしゃべりも楽しみながらお食事をしたいときには、ぜひ井筒屋へお越しくださいね。次にお会いできる日を、心よりお待ちしております。 ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

MORE

お客様の写真その8
 今回のお客様は香港から。ちりめん街道は場所的にもマイナーで、温泉もなく、大きな観光地からもそこそこの距離があるため、井筒屋に海外の方が来られることは本当に少ないです。むしろ日本人でも見つけるのは難しいのに、よく見つけて頂いたものだと毎回感心しています(爆笑)今回の方も日本が大好きで、大きな観光地や大きなホテル、旅館よりも、より日本的な場所、面白いところに行きたかった、と言っていただけてとても嬉しいです。  お泊り頂いたのは洋間の離れ1フロアでしたが、閑散期でご宿泊はこの方1組だけでしたので、チェックアウトの時に旧館もゆっくり見て頂きました。  海外のお客様は主に英語でコミュニケーションをとることになりますが、閑散期に来ていただけると私もゆっくり考えてお話ができますので、普段使わない脳の部分がトレーニングできて本当に楽しかったです(笑)忙しいときは英語で考える時間がなくて、主に料理の食材の話しかできませんが、今回は井筒屋の歴史などもご説明できました。また、末っ子の日本舞踊の披露をお見せした時、「たくさんの場所に泊まったけど、日本舞踊が見られた宿は初めてでした。」ととても喜んで頂けました!末っ子も沢山話しかけてもらえて、恥ずかしかったけど嬉しかったようです。ありがとうございます! また日本に来られることがありましたら、ぜひお立ち寄りください。楽しみにお待ちしております。 ちりめん街道料理旅館井筒屋女将鈴木和女

MORE

田舎暮らし満喫・猫好き歓迎!赤野邸~別館古民家一階貸切プランの感想その47
 最初に、板長の魚料理をおいしくお召し上がりいただき、ありがとうございます!板長の魚料理は、夏は鱧、冬はぶり、という季節の固定概念にとらわれることなく、その時水揚げされた魚の中で、状態が良いものを選び、なおかつ個体に応じた熟成をさせてお召し上がりいただく、という、「人間が認識している魚の旬ではなく、魚の本当の旬に合わせたお料理。」をお出ししています。これは、夏の魚が12月ごろまで水揚げがあったり、逆に夏に脂がのった冬の魚が上がることもあれば、産卵期がずれて近い種の魚同士で交雑してハーフが生まれたりと、海の中の水温や海流やの変化が目に見えるお料理をお出しすることにこだわっています。これは、多くの一般的な魚の旬が江戸時代に確立されたものであり、そこから数百年を得た現在、海の中も陸の上も、生き物を取り巻く環境は大きく変わりました。「魚の本当の旬」に合わせること、これは市場価値の高い「その時期に売れる魚」を出すのではなく、たとえ大衆受けはしなくても、海の中の多様な変化が見える「その時期に本当においしい魚料理を作りたい。」井筒屋の料理は、板長のそんな地魚への愛情がこもった料理です。  最後になりましたが、ホットカーペットの件、ご提案ありがとうございます。また検討しますね。猫の部屋には一度カーペットを敷いたのですが、猫たちにひたすらめくられ続け、捩られ続けて機能を果たさず断念しました(笑)赤野邸の猫部屋は「猫のサファリパーク」「猫の王国」をイメージした、野性味あふれる猫たちの世界に人間がお邪魔するお部屋です(笑)私たちが飲食店で猫が飼えないため、猫を飼うために始めた一棟貸し・それが赤野邸です(笑)夜は特に元気が良く、猫部屋の和室で寝ていると、顔の上を猫が跳び越えていったりします。その時の気分で全然来ないこともありますが、猫なのでよろしくお願いいたします。 またぜひ、赤野邸のにゃんずや板長の魚料理を食べに、ぜひお越しくださいね。7月の下旬からは京地どりのすき焼きプランも始まります!ぜひ一味違った井筒屋を楽しんで下さいね。 ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

MORE

tanaka Felton様から頂いた、Googleへの口コミ投稿です。
ご宿泊ありがとうございました!井筒屋のようなマイナーな宿を見つけて下さり、本当に感謝です!!!お泊り頂いたのはおそらく赤野邸だと思います。赤野邸の猫たちも可愛がってくださり、ありがとうございます!赤野邸は庭に烏骨鶏がいて、烏骨鶏の番をするわんこがいて、メダカやカエルが集まるビオトープがあり、二階には猫がいるという異色の宿泊施設です(笑)私も板長も、昔から生き物に囲まれた田舎らしい生活をしてきました。今は田舎でもそんな風景は少なくなってしまいました。ですが、赤野邸はそんな田舎ならではの風景を楽しんで頂きたい、そんな思いで作った宿です。私たち自身の田舎の心象風景でもあり、昔の故郷の風景を楽しみたい、そんなお客様に楽しく過ごして頂けたらと思っています。  庭でカエルが鳴き、メダカが泳ぎ、秋には赤とんぼが飛んでいる。近頃は庭の奥でキジまで鳴いています(笑)  6月は赤野邸にジューンベリーという木の実がなります。そのまま生食できますが、6月はお客様が少ないので、ほとんどが野鳥か子供たちか女将が食べます(笑)でも、赤野邸の裏庭でゆっくり過ごしなら、木の実をおやつ代わりに口に入れる。本当に幸せなひと時です。 また、ゆっくりとした休日を過ごしたい方はぜひ井筒屋にお越しくださいね。またお会いできる日を楽しみにしています。 ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

MORE

明治の離れ・小濱にご宿泊されたお客様の感想その24
ご宿泊頂いた「明治の離れ・小濱」は、井筒屋のお向かいにある濱見家の離れにお泊り頂く宿泊プランです。ちりめん街道は昭和二年の丹後大震災で大きく被災しました。そのため、明治時代からの建物はとても数が少なく貴重です。小濱は数少ない明治時代の建物の一つで、丹後大震災や第二次世界大戦をくぐりぬけた歴史があります。そしてなにより、離れの建物そのものはもちろんのこと、五右衛門風呂や日本庭園など、明治時代の趣がそのまま楽しめるのが大きな特徴です。板長や女将も小濱の趣に惚れ込み、10年以上前から宿にしてほしいと濱見さんにお願いしてきました。時代劇の中でしか見られない風情ある建物を、実際に泊まって体験していただくことができる貴重な建物です。  最後になりましたが、板長の魚料理を喜んで頂けて、とても嬉しいです。毎年手が込んでいくので、仕込みにかける日数も必要なため、営業日数も客室数もこれ以上増やせません(笑)ですが、1日の組数が少なくお客様との距離も近いので、お客様に笑顔になって頂けると、手間と時間をかけた苦労が報われる、そんな思いで一品一品心を込めて料理を作っています。喜んで頂けてとても嬉しいです。  また、季節のお料理と、小濱のおばあちゃんやスタッフの笑顔に癒されたいときは、ぜひ井筒屋へお越しくださいね(笑)またお会いできる日を、楽しみにしています。 ちりめん街道料理旅館井筒屋  女将鈴木和女 追伸 四月から観賞用に、新たな特大鶏が増えました!ぜひ会いに来てくださいね。みんなでお待ちしています。

MORE