お客様の感想２６４～こだわりの料理/すべてが美味しすぎる^^

あなたのエピソードを教えてください。
２、井筒屋にしようかな？と検討することになったきっかけを教えてください。

　ご宿泊ありがとうございました！板長の料理を喜んでいただけて、とてもうれしいです。板長の料理は、食材へのこだわりもさることながら、決して手を抜かないそのスタイルに、身内ながら感服しています。

　天ぷらに添える塩も、季節によて梅干しやゆずなどをすりつぶし、塩と一緒に炒って作ります。文字にすると一行ですが、この作業だけでも6時間ほど立ちっぱなし、そしてつきっきりの作業になります。

　デザートも、アイスは今は長男に任せていますが、フルーツソースは自分で作ています。これも、ずっとアクを取りながらつきっきりで作るので、やはり五時間以上たちっぱなしですね。

　実は、板長が料理や食材に、徹底的こだわるのには、理由があります。

　今から20年ほど前ですが、板長は急病で倒れた先代のあとを継いで、井筒屋の料理を作り始めました。もちろん、先代のもとで修業は積んでいたものの、自身の料理の方向性が絞れず、自信もなく、とても悩んでいました。

　また、地元では先代のほうがはるかに有名でしたので、板長が継いだ後も

「お父さん、がんばってはるなあ」と、誰も板長が料理しているとは思わず、私と結婚してからも、それは変わりませんでした。

「板長自身の料理の評価が欲しい。」そう思って、じゃらんネットに登録したのが、2007年のことです。最初はじゃらんネットに登録はするものの、田舎の小さな料理旅館ですので、ネットでのつながりに不安が先立っていました。しかしじゃらんネットからのお客様の口コミ投稿やメールに励ましていただき、地魚をふんだんに使う、今のスタイルに落ち着くことができました。

　そしてじゃらんネットに登録した2007年当時は、ひたすら量でごり押すタイプでしたが（笑）、2019年現在、「お客様の声を聴き、声に寄り添う」段階になっているように感じます。それは、予約の段階でお客様の要望を聞き、少量多品種を希望されるお客様、たっぷりの魚料理を希望されるお客様、手をかけたお料理を食べたいお客様など、お客様1組1組に合わせたお料理を出す、そんなお料理をこころがけています。

　そしてお客様が料理をお召し上がりになるのは一瞬ですが、

その一瞬のために「ひたすら手間をかけること」

これはひとえに、「自分の料理をお召し上がりいただいたお客様に、笑顔になっておかえりいただきたい。」その一心で作っていますので、喜んでいただけたらとてもうれしいです。

長々書いてしまいました。最後になりましたが、井筒屋の旧館もご覧くださり、なおかつ喜んでいただけて、とてもうれしいです。昭和八年に建てられ、戦前は芸者遊びの場として、そして戦後は結婚式場としても使われ、多くの新郎新婦を送り出した部屋になります。旧館の趣ある風景も、井筒屋に来る楽しみの一つとして、覚えていていただければとてもうれしいです。

　また、季節の魚料理をたべたくなったら、井筒屋を思い出してくださいね。

心より、お待ちしています。

ちりめん街道料理旅館井筒屋　女将　鈴木和女

 令和元年10月12、13日の台風19号で、中部から関東、東北を中心に

広い範囲で大きな被害が出たと聞いています。

被災された方の平穏な日常が、一日でも早く戻りますように

心より願っています。

また、娘の足の手術のため、

令和元年12月23日から26日まで、お休みをいただきます。

ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

（脱臼がしやすいため、足の関節を補強する手術です。ご心配なく）

じゃらんネット月間口コミランキング 「夕食の良かった宿近畿北陸地域」

ペンション・民宿・ロッジ部門第１位に掲載していただきました。

じゃらんOF THE YEAR　2018 【夕食部門】
近畿北陸地域　50室以下　第３位

【審査基準】『じゃらんnet』のクチコミ評点（夕食）が上位の宿泊施設に贈られます。

なんと、昨年に続き、二回目の受賞になります！

板長の料理は、人間の都合に合わせない、その時の海や魚の状態に徹底的に合わせるため、なかなか大衆受けはしません。ですので、こんな大きな賞を二回もいただけるとは、思ってもみませんでした。魚が大好きで井筒屋にお越しいただいたお客様に、心からの感謝と御礼を申し上げます。本当にありがとうございます！

ちりめん街道は、確かに地味な観光地ですが、人が少ないからこそ
大きな観光地では得られない、心の平穏や、なつかしさを感じることが出来る場所です。
お客様の口コミ投稿をみていても、ちりめん街道のたたずまいや、静かで落ち着いた雰囲気を、好意的に受け止めてくださる方が、とても多いと思います。
 観光地＝人数が多いほうが勝ちではなく、お客様がそれだけ満足して帰られたか？を評価していただけたこと。
このことが、本当に、本当に嬉しかったです。
 数多くの宿の中から、井筒屋を選んでくださったお客様へ、
そして、ちりめん街道にいらっしゃるお客様をあたたかく迎えてくださった、地元住民の皆様
なにより板長と女将が、自分の本来の仕事に集中できるようにサポートしてくれたスタッフと家族へ心からの感謝の気持ちをこめて。

 板長　鈴木孝昌　　女将　鈴木和女